トップ > 「体脂肪燃焼の基礎知識」

エリートランナーの基礎知識

~体脂肪は運動するカラダの膨大なエネルギー源~ 一般に、「体脂肪」というと、「ぜい肉」「余計なもの」といったイメージをもたれがちです。しかし、ジョギングやランニングなどのスポーツにおいて、体脂肪はカラダを動かす重要なエネルギー源の1つです。意外と知られていない体脂肪燃焼のメカニズムとその上手な活用法について詳しくご紹介します。

  • ランナ―として知っておきたい重要ポイント 『運動で使うエネルギーは主に2種類!』
  • 体脂肪の有効利用&グリコーゲン温存がレースでの勝負ポイントとなる!

次へ

ランナ―として知っておきたい重要ポイント 『運動で使うエネルギーは主に2種類!』

人間が運動する時に使うエネルギーには主に2種類あります。体内に蓄積された糖質である「グリコーゲン」、そして「体脂肪」です。通常、運動ではまずグリコーゲンから多く消費され、「体脂肪」はしばらく経ってからエネルギー源として使われ始めます。
グリコーゲンは即座にエネルギーに変わりやすいために、先にエネルギーとして消費されます。しかし、一般的に体内に蓄えることができる量はわずかで、たとえば体重60kgの人の場合では、1,800Kcal (※)分しかありません。さらには、消費されると、疲れの元となる「乳酸」が発生してしまいます。
一方の体脂肪は、通常、運動開始から約20分たってはじめて、積極的に燃焼されるといわれています。エネルギーに変えやすい状態になるまでに時間がかかるからです(ダイエットの本などで、ランニングや自転車は20分以上続けなければあまり意味がない、というのはこうした理由だからです)。 また、一般的に体内に蓄えられる体脂肪の量は、体重が60kgの人の場合で54,000Kcal(※)分もあり、グリコーゲンの約30倍も蓄積量が多いといわれています。さらに疲れの元となる「乳酸」の発生が抑えられるメリットもあります。

※ 体脂肪率が約10%で、体脂肪がすべてエネルギーに変わった場合の数値。数値には個人差がある。

・・・ということは、グリコーゲンより、体脂肪を効率的にエネルギーに変えることができれば、きっとランナーにとってメリットがあるのでは!?

体脂肪の有効利用&グリコーゲン温存がレースでの勝負ポイントとなる!

蓄積量が多く、かつ疲労を生じさせることの少ない「体脂肪」を優先して効率よく燃焼させることができれば、持久力がより多く得られるだけでなく、グリコーゲンを温存することもできます。
では、グリコーゲンを温存するメリットは何でしょうか? それは「集中力、判断力の維持」です。グリコーゲン(糖質)は、実は脳にとって唯一のエネルギー源で、『勉強中に糖を摂ると脳に良い』と言われるように、運動におけるカラダのスタミナ(エネルギー)としてだけでなく、“脳のエネルギー”ともなる役割を担っているのです。レースのラストスパートや頑張りどころにおいては、レース状況を見極める集中力、判断力が不可欠。それを支える脳のエネルギー=グリコーゲンが不足していたら、せっかく体脂肪を優先して使うことができても、集中力や判断力の低下を招いてパフォーマンスダウンにつながってしまうのです。普段の食事とともに、運動前や運動中にも炭水化物を摂りグリコーゲンを適度に補給するようにしましょう。

通常のエネルギーの使われ方 有効なエネルギーの使われ方 ・・・それならば、運動中に体脂肪をもっと効率よくエネルギーに変えたい、でもどうすれば!?

次へ

キミもスクールに入校しよう

高橋尚子・金哲彦など、一流コーチ陣のランニングスクールへ!

入校する
すでに会員の方はこちらから
クイックコース検索

ランニングコースを検索しよう!