トップ > コラム > 「旅先・出張先」でランニングを楽しむ!!

旅先や出張先でのランニングをする際には、安全性と快適性を確保するためにいくつかおさえておきたいポイントがあります。
まずは装備ですが、ランニングシューズとソックス、ウエアなど基本的なものは変わりません。秋口でも気温がだいぶ高くなる日があるので、日よけのランニングキャップやサングラス、汗をふくタオルや水分&ミネラル補給用のスポーツドリンクも用意しておきましょう。不慣れな土地を走るので、周辺の地図(1枚の用紙にプリントアウトかコピーして小さくたたんでおく)と宿泊先の住所と電話番号が記載されたメモ、携帯電話も必要です。また、コンビニ等での給水・軽食購入やアクシデントに備えて、ある程度の現金や保険証のコピーも携帯しておきましょう。さらに、出合った風景を撮影すると旅ランはさらに楽しくなります。カメラ付き携帯電話では、バッテリーや記憶容量が頼りないと感じる方は、コンパクトなデジカメがあると良いでしょう。これらをランニング用のウエストポーチかリュックサックに入れて走ります。
走る時間帯は、基本的には人やクルマの往来が少ない早朝がベスト。日中に観光施設やご当地グルメを訪ねて走るのも魅力的ですが、突然の天候悪化や、土地勘がないせいで道に迷うことも多く、意外と疲労やストレスをためやすいので避けておくのが無難です。宿泊先から近い史跡や名勝、古い街並みなどを見つけ、往復1時間~1時間半で戻れるルートを設定しましょう。見知らぬ土地を走り抜けるだけでも十分に旅情を感じることはできるもの。そこで、ちょっとした発見や気にいった景色を写真におさめておけば素晴らしいお土産になるはずです。もうひとつお勧めしたいのが、前日にご当地の銘菓(個別包装された小さなもの)を購入しておいて、ランニングの小休憩時に食べること。自宅とは違うおいしさが味わえること請け合いです。
普段とは違った楽しさを感じられる旅先でのランニングですが、無理のしすぎやマナー違反はご法度です。少しでも雨が降っていたら出かけることを止め、途中で雨が降ってきたり身体の痛みや異変を感じたりしたらすぐに引き返します。また、走力を強化するためのスピード練習も避けましょう。トレーニングの一環ではあっても、旅ランの目的はあくまでも体力キープとリフレッシュ。カラダがクタクタになるほど長時間走り続けるのもNGです。ペットボトルや包装紙、ティッシュなどランニング中に出たゴミは途中で捨てずに必ず持ち帰りましょう!
道中では歩行者や自転車、クルマに十分注意するのはもちろん、無理な横断や私道・私有地への立ち入り、草花の採集などをしないことも鉄則です。“恥のかき捨て”はもってのほか、「旅先でとっていいのは写真だけ、残していいのは思い出だけ」です。
行き先にもよりますが、真冬はウエアなどの装備が増え、汗冷えによる体温低下などの恐れもあるので旅ランには不向きです。時期を逃したら、翌年の春に予定を立てなおしてみましょう。

秋のシーズンに行われるマラソン大会のうち、規模が大きく人気の高い大会のほとんどは、残念ながら夏前にエントリーを締め切っているはずです。今からだと、12月から翌年3月くらいまでの大会となります。ただ、地元以外での認知度の低い大会ならまだ出場可能なところもあります。インターネットやランニング専門誌などで探してみるのもいいですね。また、数ヵ月先の大会にエントリーし、そこでの目標達成をめざして体力の土台をつくる走り込みの期間に充てるのもお勧め。この時期は各スポーツメーカーか秋冬用ランニンググッズの新商品が発売されるシーズンでもあるので、レースに向けたアイテムを揃えるのにも適しています。
そして秋からスタートする本格的なマラソンシーズンで、ぜひお勧めしたいのが「観ラン」です。国内外の一流選手が集う国際マラソンや学生たちが走る駅伝大会にぜひ足を運んで、スピードの迫力や必死さを間近で体感してみてください。観光と兼ねて旅行として出かけてみるのもいいですね。また、規模がそれほど大きくないマラソン大会であっても、先頭集団で走るランナー達のスピードは予想以上のはず。実業団や有力校の陸上部選手以外にも速い市民ランナーはたくさんいます。外見や年齢が変わらぬアマチュアランナーのハイレベルな走りを見れば、驚きだけでなく、自分のランニングライフへの良い刺激をもらうこともなることでしょう。もちろん、ランナー達には温かい声援をかけてあげてください。
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