9:00 ハセツネ30K 選手スタート。
この頃の会場の様子はわかりません。私は五日市街道の担当場所で待機(30Kでは長い公道を走った後にトレイルに入って行きます。)。
というか、直前まであたふた。。 なんと、警察からの連絡が公道リーダーに伝わってなくて、五日市街道合流点にたくさんのコーン(赤いのね)を並べなくちゃならない!!! さあ大変、スタートまで時間がない~~~と、公道コース場に並べてあったコーンを抜きとりながら、走って運ぶ。。 なんとかOK.. 5分前。。
無線でスタートを知り、ドキドキで待機。。 来た―――――!!! スター選手軍団!!
先頭は宮原選手、菊島選手ともう一人スポルティバのイエロー軍団。 少し遅れて、奥宮、近藤、加藤、韓国の沁選手。。。 みんな、どこかで優勝している猛者ばかり。。 選手層が厚い。。 感動(嬉)。。
そして、約1300名のトレイルランナー。。。 なかなか、コーンの内側を走ってくれない。。(五日市街道を閉鎖しているのではなく、道路幅約1/8をコーンで区切ってます。ここもロードレースと違う。) 最後方のランナーさんたちは警察から早くも歩道に挙げられていました。
スイーパー通過後、コーンを片付けて、次の担当場所のトレイル分岐へ移動のため、無線でトップ集団の動向を聞きながら、相棒と本部で待機。。 各関門、分岐担当から通過情報がリアルタイムで入って来ます。「男子トップ入山峠通過!」 「第一スイーパー刈寄山渋滞最後尾」「男子トップ森久保〇〇時通過」「男子トップ15kポスト〇〇時通過、ナンバー〇〇〇」
とにかく、速い!! 人間業ではない! (←遊撃隊隊長曰く。「奴らは化け物」。。。 この人、本戦9時間位で走る人。 化け物が化け物と言っている。どんな、化け物ダ!!)
あわてて、トレイル分岐の担当場所に向かう私とイケメン相棒です。
担当場所は森の中で、少々寒い。 二人で残り距離の確認をして、その時を待つ。 無線から「男子トップ。今熊ポイント通過。ナンバー〇〇〇」 わあ、近づいてきた!! 緊張!
静寂の森の中。。。。。。。。。。。。。。。。。 日の光が差し込むトレイルを凝視する。。。。。。。。。
相棒が、「来たぞ~~」
トップは、宮原選手(昨年の富士登山競走優勝者)! 速い!! 本部へ連絡。。 手が震えちゃってる。。
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男子2番! 菊島選手(NESチャンピオンシップ2位、昨年ハセツネ本戦4位)
男子3番! 奥宮選手(ミスターハセツネ 30K第1回優勝者)
4番は、沁選手(ハセツネ本戦優勝者) さらに、近藤選手(昨年、NESチャンピオンシップ完全制覇)
次次と憧れの選手が通過していきます。その後もぞくぞく、続きます。 ここからは、相棒と選手激励!! 拍手拍手に、「あと〇〇K がんばれ~~!!」 です。
そして、女子トップは佐藤選手(昨年のハセツネ本戦はリタイアでしたが、その前は準優勝だもんね)。 2番は上宮選手(ハセツネ本戦はTOP10)。超美形ランナーさんです。「がんばれ~~」っていうと、「キャ~~ うれしい~~。ありがとう~~」と返してくれる。ああ、感激で蕩けそう(笑)。。 3番はLORENZ選手。 感激ばかりじゃなくて、無線で本部に通過連絡してます。。
そして、一般ランナーさんが続きます。もう拍手しまくり。。。
そのうち、米国人ハイカーさんも加わり、「ガンバッテ。GOOD JOB」コール。 お伴の女性に、ハセツネのことを説明すると、一言、「狂ってる」と。。つぶやいた。。
次第に、走る速度も遅くなり、疲れが目立つ選手が多くなります。歩きのランナーもぼちぼちと、ここで、「ガンバレ~」から、声のトーンを少し落として、残り距離を強調するように激励方法を変えます。
さて、レースも終盤に近づいた頃、無線から第3関門入山峠と今熊ポイント間で傷病者発生。スタッフが対応に向かうとの連絡。転倒により、頭部強打。意識レベル低下。 その後、血圧や心拍数の連絡が入って来ます。両方とも少々低い。体温が下がらないように保温、給水など救護班が頑張っている。本部は位置の特定と搬送方向を検討。入山峠か今熊神社か?
第3関門からAEDを持ったスタッフが向かうとの連絡。やはり、意識レベルは低く、声をかけ続けている。
そのうち、第3関門でリタイヤ者が50名以上。リタイヤ者を安全に帰還させなければならない。この集団がスタッフに引率されてこちらに降りてくる。一方、疲労したリタイヤ者のため輸送班が関門に向かう。
ここで、ミス。リタイヤ者の一人が単独で降りてしまった。(幸い、こちらに降りてきたので確認できた。)
救護班の努力の結果、傷病者の意識レベルは次第に回復。付き添われて、歩くことができるようになったため、第3関門に向かうとの連絡。。 よかった。。。 一安心。。
(以上、無線でのやりとりの一部です。記憶(時系列)が事実と異なる可能性もありますので、注意。。)
いやいや、まだまだ、リタイヤ者が集団でこちらに降りてくる。これが、50人以上の大集団。あまりに多くて引率のスタッフも把握できていないようで、いくつかの集団に分裂している。われわれは担当位置でリタイヤ者が帰還コースを間違えないようにフォローフォロー。 みなさん、疲れてるな。 「お疲れ様~~」
そのうち、スイーパー単独で降りてきて、さらに、リタイヤ者が別のスイーパーと来たりして、この辺りの経緯は良くわからない。本部からの撤収指示がきたのは、そのかなり後でした。おそらく、この混乱の経緯や原因は後ほど総括されるのだろうと思います。
これは、推察でしかないですが、今回の参加ランナーは約1300人。リタイヤ者が約160人で完走率は87%と例年になく低い。リタイヤ者が多く発生し且つ傷病者の対応に追われて、対応が後手に回った?
1000人以上の走力が異なるランナーさんの安全を確保することの難しさが判るような気がします。もし、天候が悪化した場合は、さらに大変です。スタッフはあらゆる事態に対応できるように力量を上げ準備しなければならないのですね。場合によっては(参加ランナー全員の無事の帰還が確認されないうちは、)、夜になってもスタッフは持ち場を離れられないとのこと。
ここで、私は失敗です。ライトや防寒具を本部に置いてきていた。昼間のレースだし、天気良好。すべて、うまく行くものだと思い込んで、トレランザックで配置に着いています。最悪の事態に備えた装備は常に携帯することと、迎えに来てくれた実行委員長から帰還途中でやんわり言われちゃいました。
う~~ん 秋のハセツネ本戦は24時間耐久で夜走る。。 スタッフは大変どころじゃないですね。 スター選手に浮かれてちゃだめよね。