昨日の続きです。ネタバレ注意です!この本をこれから読もうと思っている方は私の感想なんて読まないほうがきっと面白く読めますよ。ランニングをしている方だけでなく、これからランニングをしてみようと思っている方にこそ読んでほしい、そんな本です。
「Born To Run」に出てくる登場人物やそのエピソードはどれも面白く非常に感銘を受けましたが、最も感じたことは、みんな本当に走ることを楽しんでいること。このときのレースの模様が確認できるサイトを見るとトップを走る二人は、心から走ることを楽しむ笑顔を浮かべているのが写真で確認できます。これが80キロにも及ぶ過酷なウルトラトレイルレースをやっている人間の表情とは思えないほどさわやか笑顔なのです。
これに対して、自分は走るときに、こんな心からの笑顔を浮かべられるほど走ることが楽しめているのか、ともすれば、距離を踏むことだけが目的になっていないか。
そして、心から楽しんで走るため大事なこと、足が痛くならないことの答えについて。
ランナーズの最新号でもタラウマラ族や「Born To Run」を取り上げていましたが、ベアフットランニングについては取り上げていませんでした。(クリールでは裸足ランニングを特集しているらしいのですがこれは未読です。)
確かに高機能シューズが故障をもたらすという説は肯けるものがあります。高校陸上部顧問の先生は大学で箱根を4回も走った名ランナーだったのですが、先生から当時はマラソン足袋というクッションの無い靴で走っていたことを聞いたり、過去にアベベが裸足で東京の街を駆け抜けて優勝した当時の映像を見て、なぜクッションの無い靴や裸足で怪我無く長距離が走れたのか疑問に思っていました。昔の人は鍛えられて足が強かったんだろうくらいの認識だったのですが、その足を強くすること、クッションの効いていないシューズで走ることにより身につくフォームこそが故障無く走れるといのは事実であろうと思います。しかし、今いきなり私がアスファルトの路面を裸足で走り出すのは現実的に言って不可能ですし、新たな怪我を引き起こすことでしょう。なにより、足の裏を怪我してしまいます。
要はヒールストライクが全ての元凶であるわけですが、クッションの効いたシューズを履いたままヒールストライクを矯正することは非常に困難です。実は試しにやってみたのですが、つま先に余計な力が入り、いつの間にかもとの走りに戻ってしまいました。今考えていることは、日々のランニングを全て裸足で行わずとも、芝生の上を裸足で走り、その感覚を身につけることでなんとかその境地に近づけないかということです。そのためには裸足で走れる芝生を見つけなければいけませんが。とりあえず、それを試した後に今後の走りを考えていこうと思っています。
そして、人類は走るために生まれたという説について。この説の科学的な是非を判断できるほど私には知識も理解力もありませんが、私にとっては十分納得できる説であり、そうであってほしい!と思います。私たち人類は走るために進化した存在だなんて、考えるだけでワクワクしてきませんか?この地球上で唯一の造型を持った動物の脚、自分の脚が愛しくなってきてしまいます!
なにより、ランナーのほとんどはその持久力で、走って獲物を追い詰めて狩が出来るという事実。この地球上で人間より速く走れる動物はいても、長く走れる動物はいないという事実。こんな能力が人間に備わっているならば、走らないなんてもったいないと思ってしまいませんか?
この本はあらゆる面で走ることに対する私の認識を改めさせられた本であり、何より物語として感動的な本でした。面白さだけでも大満足の本です。
3 件のコメントがあります。
エヘヘ、まだ読んでる途中ですがガマンできずにみてしまいました。
あ、でもますます読みたい気持ちが強くなりました(^^)
Born To Run。心を動かされる言葉です。
走っているときに感じる、どこまでも行ってみたいと思う、心駆けるような衝動って、人間の原点なんですよね、きっと。
ままきのさん
そうですね。
Born To Run 走るために生まれた
スゴく魅惑的な言葉ですね。
人間全てに長距離を走る能力が備わっているというこの言葉の意味をしっかり受け止めながら、楽しく、笑顔で走り続けたい、そんな気持にさせてくれる言葉だと思います。
こんにちわ。
ランニングで肝心なのは足底ですね。シューズのウラをよく観察すると摩擦での変化が確認できます。きちんと両足の踵中心が磨り減っているなら安心。
ただ、バランスの良い足裁きは難しい。空手をお勧めします。格闘に強くならなくてもいい。足への体重のかけ方、自在な足裁きは半年でマスターできるというか、矯正できます。剣道や合気道もいいようです。
突然、失礼しました。 では。