Monthly Archives: 2011 7 月

【レース】富士登山競走(山頂) ~備忘録②~

富士登山競走(山頂)の備忘録②です。
このレースの更新は、これでおしまいにします(長すぎ?)。

■ 高山病は大丈夫

市街地から登ってきているので、深い呼吸をしていれば、
レース中は高山病は心配しなくても大丈夫だと思います。
高山病で苦しんでる人も見かけません。

ただ、下山中は埃が舞い、意識して息をしなくなるので、下山中のほうが高山病になりやすいと思います。
実際、私は下山中のほうが頭が痛かったです。

■ 下山もきつい

トレイル慣れしている人はそうでもないですが、私は下山もきつかったです。
スバルライン五合目まで2時間で下山する必要があります。
クラブのみんなに置いてかれました。。

後から聞いたのですが下山のポイントは、衝撃を膝で吸収するのではなく、
太ももとお尻の筋肉で吸収するとのこと。
今度、試してみます。

■ ゴールの応援

制限時間ギリギリの応援が面白いです。

残り1分までは、「大丈夫!行ける!」とか「頑張れー!」とか暖かい応援なのですが、
1分を切ると「走れ!」とか「チンタラすんな!」みたいなヤクザ声援に変わります。

1秒で天国と地獄が分かれるので、ついつい熱い応援になっちゃいますね。
ネットに動画が転がっているみたいなので、興味ある方は検索してみて下さい。

■ 最高の天気

今年は、歴代最高タイムが出たみたいで、本当に天候に恵まれました。
例年の天候でしたら、完走できなかったかも。。

■ 超筋肉痛

なんと大会5日前の日曜日に富士山(四合目~山頂)を試走しました。
翌日からものすごい筋肉痛で、大会出れないんじゃないかと真剣に悩みました。

リカバリーに全ての力を注ぎ込み、なんとか走れるくらいに回復しました。
それでもレース中、少しからだが重かったです。。

ただ、レース後はほとんど筋肉痛になりませんでした。
良かったんだか、悪かったんだか。。

■ 写真

ランネット記録証の写真とオールスポーツの写真、
前の人のガッツポーズの手が被ってて、ほとんど映っていませんでした。。
初めて買おうと思ってたのに~!

■ 完走Tシャツ

完走Tシャツ、早く届かないかな~。
このTシャツに袖を通すからには、富士登山競走の名に恥じないランナーになりたいです!

■ まずは1冠

2年前、走り始めたときに立てた目標、市民ランナーのグランドスラムを達成する。
そのうちの一つ、富士登山競走完走をゲットしました。

ラン暦2年、そのうち1年は疲労骨折という遠回りをしましたが、なんとか前へ進んでいます。
サブスリー、ウルトラサブテンも近く、狙いに行きます。

【レース】富士登山競走(山頂) ~備忘録①~

富士登山競走(山頂)の備忘録①です。
長くなっちゃったので、二部作にします。

忘れないように、来年の自分向けに完走マニュアルを兼ねて作ります。
来年参加される人のちょっとした力になれば幸いです。

■ より軽く、より強く

体脂肪は少ないほうが絶対有利。

去年より体脂肪5%ほど多かったので、体が重くてきつかったです。
3000mも登るので、マラソン以上に減量はタイムに直結すると思います。
来年はもっと軽くなって出場したいです。

あと、体幹が強いほうが絶対有利。

不安定な足場を走るため、体幹系筋肉の疲労が凄まじかったです。。
最近、体幹トレがブームなので、体幹を鍛えなおします。

結論、体脂肪減×体幹強化=イケテル腹筋。

■ 適正を見極め、勝負所を決める

ロードで勝負するのか、山で勝負するのか。
もっと言うと、山道で勝負するのか、岩場で勝負するのか、砂利道で勝負するのか。

自分の適性を見極めて、攻める場所は攻めて、守る場所は守る。
これが富士登山競走(特に完走ギリギリの人)のポイントになると思います。

私は、ロードと岩場で勝負し、他の所は流れに乗ることだけ考えました。

■ Bブロック以上のスタート順が有利

恐らく、過去の五合目タイムでスタート順が決まります(2時間10分切りでBブロック?)。

私はBブロックスタートでしたが、
最後まで周りにはBブロックスタートのランナーが多かったです。

Cブロックの人がBブロック集団に上がってくるのは、大変なんだと感じました。
ただ、Cブロックの人にたくさん抜かれましたし、たくさん完走しているので、
走力ある人にとっては、BもCも関係ないかも。。

五合目コース出る人は、挑戦権がゲットできる2時間30分を目指すのではなく、
Bスタートがゲットできる2時間10分を目指したほうが、来年ちょっと有利になります。

■ 五合目はできるだけ早く通過する

五合目の関門手前はかなり渋滞します。
私は2時間ちょっとで五合目付近についたので1分待ちで済みましたが、
2時間10分ぐらいに五合目に行くと5分弱ロスするそうです。。

なので、できるだけ五合目は早く通過したほうがいいです。
ロード力、もしくは渋滞を跳ね返すスーパー登山力が必要です!

■ 流れに乗り過ぎない

完走ギリギリの人は、上手く流れに乗ると疲労が少なくて済みます。

ただ、五合目ラップ2時間ジャストの人が五合目以降ずっと流れに乗った場合、
恐らく完走できないと思います。

私も五合目以降は、流れに身を任せることが多かったですが、勝負所では抜きました。
それで完走ギリギリでしたので、ボーダーラインの五合目2時間8分を切っても
最後まで油断しないほうがいいです。

ポイント、ポイントでは、前の人を抜かす努力を忘れずに。

■ 最後まであきらめない

何度も「あきらめようかな」、「足止めれば楽になるな」と考えました。
特に八合目付近で「間に合わないかも」って思った瞬間、本当に心が折れそうになりました。

でも最後まであきらめないで良かったです。
なでしこJAPANの精神です!

【レース】富士登山競走(山頂) ~レース展開~

富士登山競走のレース展開をまとめます。

今回の作戦は、
“馬返しまではできるだけ歩かない”こと、
“余力を残して、2時間5分で5合目を通過する”こと、です。

■ スタート ~ 馬返し (距離 10.8km、標高差 680m)

A~Cブロックのうち、Bブロックスタートでした。
スタートのロスは、40秒ほど。比較的すぐ走り始めました。

私はロードランナーなので、馬返しまでのロードでなんとか貯金を作らないと。
なんとか一度も歩かずに馬返しまで到着。

涼しかったのもあり、馬返しの通過は去年より3分ほど速いタイム!
しかも去年より余力を残して、山岳に入ることが出来ました。

今年は怪我で十分なトレーニングが出来ていなかったので、ラップタイムはびっくりしました。
(坂道だし、距離表示がないので、関門に行くまで自分のペースがよくわからないのです。。)

ここまでは、想定以上のレース展開です。

■ 馬返し ~ 五合目 (距離 15.0km、標高差 1460m)

馬返しまでがよかったので、五合目までの山岳区間はしばし休憩。体力温存作戦です。
渋滞に逆らわず、広くなったらちょっと頑張る、坂が緩んだらちょっと頑張るを繰り返しました。

台風の影響で少しぬかるんでいましたが、気にするほどではありませんでした。

五合目関門直前で大渋滞!1分ほどロス。ちょっと焦る。。

体力を温存して五合目通過。去年の五合目コースとほぼ同じタイム!
完走の境目と言われる「五合目2時間8分通過」を6分の余裕をもって通過したので、
「このまま流れに乗れば、完走できるじゃん!」とテンションアップ!

■ 五合目 ~ 八合目 (距離 18.8km、標高差 2630m)

六合目からは砂利道、七合目からは岩場になります。
砂利道に弱いので六合目からは我慢、岩場に強いので七合目からは攻めの走りを心掛けました。

この辺になると意識が朦朧としていて、あまり記憶がない。。

八合目に差し掛かるあたりで、近くのランナーが「このままじゃ完走できない!」と騒ぎ出す。
ボランティアさんにも「この集団ぐらいが完走ギリギリ」と言われる。
ちょっと焦る。。そんなことないと思うんだけどなぁ。

知ってたけど、八合目を掲げている山小屋が多すぎ。
関門は、八合目最後の山小屋なのです。油断できない!

制限時間に対し、13分の余裕で関門通過。
あと43分以内に頂上にたどり着ければ、完走だ!

■ 八合目 ~ ゴール (距離 21.0km、標高差 3000m)

完走経験者から八合目関門以降は、「35分あれば大丈夫!」とアドバイスを受けていました。

八合目を過ぎ、視界でゴールを捕らえる。
あの上のほうに見える二つ目の鳥居がゴールだ!…35分じゃ無理じゃね!?

最後の力を振り絞り、登り続ける。

ゴール直前、完走を確信した周りのランナー達が騒ぎを始めました。
体育会系のノリで、「あとちょっと!」「ラスト!」の声に、みんなで「おー!」と返す。
私もテンション上がり過ぎて、大声で叫びました(笑)

最後は、先にゴールしていたランニングクラブの人の応援を受けながらゴール!
八合目から36分かかりました。あぶない、あぶない。

ゴールした瞬間、全身の疲労感より、達成感が上回りました。

他の人からすれば、何でこんな辛いレースに出るのか理解できないと思います。
実際、私自身が何でこんな辛いことしているのか分かりません。
そんなに走るの好きじゃないし。

ただ、山頂から市街地を見下ろし、あそこから走ってきたんだなぁと思うと、
上手く言えないけど、何か得るものはあったんじゃないかな。

ブームに乗って始めたランニングですが、
真剣に走っている人や挑戦し続ける人の気持ちに少し近づけた瞬間だったと思います。

【レース】富士登山競走(山頂) ~何とか完走~

超久しぶりのブログ更新です。
昨日、富士登山競走の山頂コースに出場しました。

まずは、結果です。
———-
<タイム(グロス)>
 4:23:11 (@12:32)
<順位>
  964位/約2500人
<ラップ>
  馬返し(10.8km)  1:01:55 (@05:44)
  五合目(15.0km)  1:00:55 (@14:30)  2:02:50 (制限 2時間20分)
  八合目(18.8km)  1:44:08 (@27:24)  3:46:58 (制限 4時間00分)
  ゴール(21.0km)  0:36:13 (@16:33)  4:23:11 (制限 4時間30分)
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なんとか完走しました~。
辛かった。苦しかった。きつかった。

今年は、例年にないぐらい天候に恵まれました。
スタートが20℃ちょいと例年より10℃近く気温が低かったです。
山頂との気温差も例年-21℃らしいですが、今年は-10℃ぐらいしか下がりませんでした。
また、台風の雨で六合目~七合目の砂利道が固まり、比較的走りやすくなりました。

そんな運にも恵まれ、制限時間まで7分を残しゴールできました。

いや~、ホントにきつかった。
でも、ゴールした時の達成感はものすごかったです。完走できてよかった~。

レース展開と備忘録は、後日アップします。