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「Special Project」”走るコト”との付き合い方

  • マラソンの魅力
  • 「つらい」と「嫌」は別物
  • プロのランナーの「我慢」
  • 故障したら、「得をした」と考える
  • 目標レースは年に1、2回 後は練習として走る
  • 日常生活の中で、 カラダに刺激を与える運動を見つける

故障したら、「得をした」と考える

レベルアップを実現するためのハードな練習には、どうしてもケガのリスクがつきまとうものです。そうならないために、精一杯ケアをしたり練習内容を調整したりすることがもちろん必要ですが、それでも故障してしまうことはあります。痛みで思うように走れなくなるとテンションがガクンと下がってしまいます。でも、皆さんには、故障をしたら「得をした」と思ってほしいんです。自分のカラダのことをより深く考える時間が得られた、考えることで何か自分の新しい武器が生まれるかもしれない、という前向きな気持ちを持ってください。無理をして前に進もうとせず、故障したこと、治したことの経験を生かして、プラスαにしてから前に進んでほしいですね。ケガをしてもあきらめずに、ポジティブになること。それもランナーにとって必要な「我慢」だと私は思います。

目標レースは年に1、2回 後は練習として走る

市民ランナーの方の中には、1年間にたくさんのレースに出場する方もいらっしゃいますが、本気で記録更新を狙うのは、そのうち1回か2回にしてください。それ以上になると筋肉の良いコンディションが保てなくなります。では他のレースはどうするかといえば、例えば自分より速いランナーの後ろについて走りを引っ張ってもらい、そのスピードにどこまでついていけるか、限界を知る練習としてほしいんです。限界を超えたらガクンとペースダウンするでしょうが、それでもいいんです、練習だから。現時点の自分の限界を知ることで、それを打ち破るための課題や練習方法がきっと見えてくるはずです。目標レースの有無にかかわらず、ぜひ試してみてください。

日常生活の中で、カラダに刺激を与える運動を見つける

練習を、走ることだけとは考えないでください。ランニングシューズを履いて走ること以外にも、日常生活の中で階段を上り下りしたり、手に持ったものをダンベル代わりに動かしたり、椅子に座ったときにヒザの間に紙を挟んでみたりなど、ちょっとした運動でかまわないので、カラダに刺激を与える運動の機会をできるだけ多く見つけてほしいと思います。1回ずつでは大したことはなくても、毎日続ければ効果はじわじわと現れてきます。また、積極的にカラダを動かそうとする意識を持つこと自体もレベルアップにつながります。つらい練習ではないので、楽しく工夫しながら取り組んでみてください。

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