入門コース|Beginner Course

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8.ランニングフォームのチェック(2)

走りながらフォームを修正しよう

前回に続き、ランニングフォームの傾向に合わせた修正方法をご紹介します。走っていて疲れやすい人、脚のどこかに違和感が出やすい人はフォームが崩れていることが多いので、積極的に修正動作を行ってほしいと思います。また、ただ走っているだけではなかなか気付きにくいので、一緒に走る人に見てもらったり、建物の窓ガラスやショーウィンドウに映る姿を確認したりするのもいいですね。

肩が上がってるフォーム肩が上がっているフォーム

  走るときに緊張したり、疲れでカラダがこわばってきたりすると肩が上がったフォームになりがちです。肩が上がると重心の位置も上がってしまうので、足首やふくらはぎに痛みが出やすくなります。そんなときは、ゆっくり走りながら肩をいったん思いきり上げて、一気に脱力します。脱力と同時に息を大きく吐き出すことでカラダの緊張も解けるので、肩が上がりにくくなります。

猫背になっているフォーム猫背になっているフォーム

  猫背の姿勢で走っていると、肩甲骨をうまく使うことができません。逆に肩甲骨がうまく使えていれば猫背にはならないので、ランニング中は肩甲骨への意識を持つことが大切なのです。ゆっくり走りながら、左右の肩甲骨を背骨に向かって引き寄せることを意識すると、自然に背筋が伸びて猫背は消え、走りやすくなります。その後も肩甲骨をしっかり動かして腕を振ることを心がけましょう。

カラダの前側だけで腕を打っているフォームカラダの前側だけで腕を振っているフォーム

  女性ランナーに多く見られるフォームで、肩甲骨をしっかり使えていないことが原因です。これでは肩がぶれやすく、余分な動きでスタミナをロスしてしまいます。肩甲骨をうまく機能させればカラダの後ろ側で腕がしっかりと振れて、上半身が安定します。修正動作として、ペースを少し落としてヒジをカラダの前に出さずに後ろに引いて走ってみましょう。こうすると肩甲骨が意識しやすくなります。

ヒザ下を蹴り上げるフォームヒザ下を外に蹴り上げるフォーム

  内股の人に現れやすく、こちらも女性ランナーに多いケースです。着地の際にまっすぐ足を下ろせないため、足首に余計な負担がかかります。これを修正するために有効なのがスキップ動作です。スキップをすると着地が自然にまっすぐになるため、できるだけ軽やかで大きなスキップをしてフォームをリセットしましょう。また普段の生活でも、内股を直すためにつま先を常に正面に向けて歩くことを意識するとよいでしょう。ガニ股やO脚の人もぜひ試してみてください。

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