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14.スタート直前のコンディショニング

レース当日も普段の練習も、ランニングという運動を行うことに変わりはありません。もちろん、不安や興奮から普段以上に喉が渇いたり、逆に喉の渇きを感じにくくなったりすることもありますが、適度な水分補給はやはり不可欠。寒い冬場はトイレが近くなることもあって、水分摂取を控えてしまうことが多いのですが、レース本番ともなればたくさんの汗をかき、体内の水分はどんどん失われていきます。摂り入れた水分は体内に浸透するまでそれなりに時間を要するので、レースのスタート前に、計画的に水分を補給しておくことが大切なのです。
大まかな摂取のタイミングとしては、朝の散歩前、朝食時、会場到着後のウォーミングアップ前、スタートの40分前、スタート直前、必要があればレース中、となります。特にスタート40分前まで300~500mlを摂取しておくのがポイントです。1時間前あたりから少しずつ飲んでもOK。トイレが近いという人は、なるべくトイレの近い場所で準備を進めるといいでしょう。
レース当日の朝に、食事をきちんと摂ることは当然ですが、会場に着いてから空腹を感じてしまうこともあります。そんなときのために、小さなおにぎりやサンドイッチ、バナナ、ゼリータイプのサプリメントを用意しておくといいでしょう。もしスタートまでにお腹が空かなくても、ゴール後のカラダの栄養補給にも役立ちます。
もちろん、食べ過ぎは禁物です。少しずつ口に含み、よく噛んで食べれば、早くお腹が満たされるはずです。量は、片手の指を除いた手のひらに収まる程度が目安。また、スタート直前に食べてしまうとレース中に胃がもたれ体調不良を起こしやすいので、スタートの1時間前以降は避けておきます。どうしてもという場合も、消化吸収の速いゼリータイプのサプリメントを一口か二口食べるだけにとどめておきましょう。

最近は、ランニングのパフォーマンス向上やコンディションニングをテーマとしたサプリメントがたくさんあります。それぞれに摂取の量、タイミングなどがパッケージなどに記載されているはずなので、事前によく確認しておきます。ただ、これらはあくまでも補助食品であり、即効性や確実な効果が期待できるわけではなく、初級者が10㎞以下のレースに臨むというケースでは、途中の栄養補給もさほど重要ではありません。
もちろん、普段から摂り続けている人なら、レース当日も、ウォーミングアップやスタートの前にぜひ摂りましょう。カラダとココロのスイッチをONにして、前向きな気持ちでレースに臨めるはずです。また、レース終了後は緊張から普段の練習よりもカラダが疲れた状態になることが多く、その後の食事(栄養補給)までのつなぎの意味も込めて、サプリメントを活用することをお勧めします。
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