入門コース|Beginner Course

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17.年間レースプランの立て方

オススメは目標レース1~2回+10㎞&ハーフマラソン4~6回

レース出場は、日々のトレーニングをより充実させる絶好の機会です。自己記録の更新を目指すだけでなく、ランニングを楽しむ同好の仲間と一緒に走ること自体も、良い刺激となってくれるのです。しかし、ランニング経験の浅いランナーの方は、どんなふうにレースにエントリーしたらよいのか分からないこともあるでしょう。そこで今回は、1年間のレースプランの立て方についてのヒントをご紹介します。
まずは、この1年の中で、自己記録の更新をめざす「目標レース」を決めましょう。できればハーフマラソン以上の距離のレースがベター。地元の大きな大会か、比較的近郊で行われる、高低差の少ない平坦なコース設定の大会を探します。同じ大会に毎年のように出場して、自分の成長や努力を知るバロメーターとするのも楽しいです。次にその目標レースの1~2ヵ月の時期に行われる大会を探し、「調整レース」を設定します。フルマラソンならハーフマラソン、ハーフマラソンなら同じハーフか10kmの距離のレースがお勧めです。さらにその1~2ヵ月前にもう1回調整レースを組めば尚良しです。
目標レースは、1年で1回、もしくは2回までにするのがポイントです。あまり多くすると、カラダへの負担が大きくなりすぎ、故障や本番での不調につながってしまいます。
これら以外に、記録にこだわらず、レースの雰囲気を味わうことを目的とした「モチベーションアップレース」を2~3回プラスしましょう。毎回テーマを設けて、たとえば「スタートからゴールまで1kmごとのタイムの誤差を2秒以内におさえる」「自分より速いランナーのペースにどこまでついていけるか試す」「レース前1週間の調整(練習と休養)との関係を確かめる」といった目標を定めると、より新鮮な気持ちで走ることができます。「目標」や「調整」の時期を外して、なるべく違う季節に分散させて、気候との相性も探るようにしましょう。

遠征レースを楽しもう

もうひとつ、レースプランを立てる上で、ぜひ取り入れてほしいのが、地元から遠く離れた土地で行われる大会への出場です。その土地の観光やグルメも楽しむ遠征旅行は、予想以上に楽しいもの。まずは1泊2日でのハーフマラソンの大会を試し、ゆくゆくは2泊3日以上でのフルマラソン遠征にもチャレンジしてみましょう。日曜開催の大会が多いので、1泊2日の場合は、大会前日の土曜日に現地入りし、できればその日に受付と簡単な下見を済ませ、ちょっとした市内観光をして宿に入ります。夕食では食べ過ぎ、生もの、飲酒は避け、早めに就寝しましょう。夕食付きの宿の場合は、事前に連絡して、夕食の内容を工夫してもらうといいですね。また、事前に当日朝の行動をシミュレーションして、移動や準備で慌てないようにしておくことも大切です。
レース本番では、カラダに負担をかけず、街の雰囲気を楽しむつもりで抑えめのペースで走りましょう。レース後は、会場近くの銭湯や温泉に足を運び、カラダを癒してから、その土地の美味しいものを存分に味わうのがお勧めです。あまりのんびりしすぎて、帰りの便に遅れないようにしてください。
究極の遠征レースと言えるのが海外マラソンです。不慣れ、不便で戸惑うことも多いのですが、終わってしばらくすれば、それも含めて楽しい思い出となるはず。今年は無理でも来年以降にぜひ一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

レースの感想をつける&発信する

出場レースが徐々に増えてくると、それぞれの大会の違いがつかめてきます。コースの特徴だけでなく、街の雰囲気、運営の良し悪し、レース以外の楽しみ方など、人それぞれにいろんな感想がわいてくるはず。当日に感じるだけでなく、内容を手帳やパソコンに記録しておけば、レースに出場することがもっと楽しくなります。ブログやランニング系サイトに自分の感想や意見を発信するのもいいでしょう。他のランナーへの情報提供だけでなく、大会運営に好影響を与えることも考えられます。ただし、一方的な中傷や非難はご法度。不備やトラブルに遭ったとしても、運営側の努力や良い点はきちんと評価し、どうすればもっとよくなるかを提案するようにしましょう。

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