入門コース|Beginner Course

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19.ランニングフォームを再確認しよう

トレッドミルで左右のバランスを確認

効率のよいランニングを追求する上で、フォームの補正はとても大切ですが、一人で普通に走っているだけでは、なかなか客観的に自分の走り方を確認することはできません。そこでお勧めしたいのが、前回紹介した「トレッドミル」の活用です。フォームチェックをする際には、マシンの前側に全身が映る大きな鏡かガラス窓があることが条件です。
ポイントは左右の足の動き。脚を前に振り出すときに、どちらかのつま先やヒザが外側か内側に向いていないか、また、着地後に脚を後ろに送り出すときに、カカトが脚の外側か内側に出ていないかどうかを確認します。極端な向きだったり、左右のバランスが崩れていたりすると、足腰の故障発生につながりやすく、走っていて早く疲れるようにもなります。まずはウォーキングでの修正から始め、段階的にスピードを上げていきましょう。

カメラやビデオムービーで横方向から撮影する

最近はコンパクトなデジタルカメラでも、鮮明な映像が撮影できるようになっています。これをランニングフォームのチェックに生かしてみましょう。走るコースから少し離れた位置にカメラを三脚などで固定し、走る姿を横から撮影します。
主なチェックポイントは、上半身の姿勢と腕振りの様子、足の着地点の3つ。頭を含めた上半身が猫背にならずに少し前傾しているか、頭が大きく上下動していないか、両肩を上げずにカラダの後ろ側で腕をしっかり振れているか、腕振りにつられて肩や顔まで動いていないか、足裏全体が接地する場所がカラダの真下になっているか、などを確認します。他のカリキュラムの内容も参考にしてください。カメラ本体のモニター画面では細かい部分が分かりにくいので、自宅のテレビやパソコンに接続してなるべく大きな画面で確認するといいですね。

時間をかけてフォームを補正する

こうした客観的なフォームチェックは、1回だけで済まさず、定期的に実施してほしいと思います。ランニングフォームの補正は、ランナーとしてのレベルに関係なく長い期間を要するもの。意識せずに走れるようになるまでには週に2~3回の練習日なら、少なくとも数ヵ月はかかります。地道な走り込みを続けて、筋力や心肺機能、柔軟性といった基礎体力を向上させていく過程でこそ、本当の意味でのフォームの補正が実現するのだと考えましょう。
また、一人で行う普段の練習時に、フォームの一部分を補正することに捉われすぎてしまうと、問題のなかった他の部分の動作がおろそかになり、走りのバランスを崩しやすくなるので要注意。最初から最後まで常に直そうと考えず、途中のどこかに「フォームのセルフチェックゾーン」を設け、そこを通過する間だけ「腕を後ろに大きく振る」「左右のつま先の向きを確認する」など補正箇所を強く意識する習慣をつけるといいでしょう。木やベンチ、道路標識、ビルのガラス壁などで、自分なりの確認区間を設定してみてください。

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