上級コース|Superior Course

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18.レース会場でのスタートまでの過ごし方


会場に着いて受付を済ませたら…

レースのスタート会場に到着したら、まずは参加者受付のブースに出向き、参加証と引き換えにゼッケンや参加賞、大会パンフレットなどを受け取ります(事前に郵送され当日の受付がない大会もある)。念のため、ゼッケンが自分のものであるかどうかを確認しておきましょう。その次にしてほしいこと、それはトイレに行くことです。というのも、マラソン会場のトイレは、スタート時間が近づくにつれ、どんどん混雑していくからです。スタート直前の集合時間の頃にはトイレの前に長い行列ができ、順番を焦ってストレスを感じたり、スタートに間に合わずイムロスしたりすることも。早め早めにトイレを済ませておくことは、レースでの好結果につながる大きな要因なのです。

ゼッケンをつけ終わったら…

トイレを済ませたら、レースウェアにゼッケンをつけます。レース中に外れないように四隅を安全ピンでしっかりととめます。面倒くさがって上2か所だけしか留めないと、風でバタつき走りにくくなります。前後ともにとめる位置があまり上過ぎると腕振りの邪魔になりやすいので、胸の少し下あたりがよいでしょう。背中のゼッケンを自分一人でつける場合には、更衣室やトイレでいったんウェアを脱ぐか、後ろ前を反対に着てつけてもいいですね。また、タイム計測用のレースチップがあらかじめゼッケンに装着されているケースもあり、その場合は前後を間違えないようにします(シューズの紐にくくりつけるチップもある)。
ゼッケンやレースチップをつけ終わり、スタート集合時間まで余裕がある場合は、会場内を10分程度かけて歩いたり軽くジョギングしたりしてカラダを一度温め、さらに全身のストレッチや整理体操をしてカラダをほぐすようにします。トイレに並んでいる間に行ってもいいですね。ただし、いよいよ本番だからと言って、普段やらないような過激な運動はしないこと。疲れない程度にとどめ、気持ちを高ぶらせすぎないようにします。

仕上げに短いレースペース走

スタート地点への集合時間が近づいてきたら、ウォーミングアップの仕上げとして、会場内をレースでの目標ペースのスピードで2~3分走り、カラダに適度な刺激を与えておきます。いきなりレースペースで走らず、ジョギングから徐々にスピードを上げ、普段より速いペースにまで上がらないように気をつけましょう。周りのランナーや見学者の方々に注意することも大切です。トイレに行く場合はこのレースペース走の前後が最後のタイミングです。
スタートへの集合がアナウンスされたら、すみやかに移動します。参加人数の多い大会ではスタート時の混雑緩和のために、目標ゴールタイムでスタートゾーンを分ける方法がとられています。自分のレベルを超えた場所に陣取るのは、スタート直後に後ろから接触されて転倒したり、周りのペースに惑わされてスタミナを無駄に消耗したりしますし、他のランナーの迷惑にもなるのでやめましょう。
スタート地点で待っている間は、周りのランナーの邪魔にならない範囲で、足踏みをしたり軽いストレッチをしたりして、カラダを動かし続けることが大切です。ほんの数分間、立ち続けているだけでも、それまでのウォーミングアップ効果が失われてしまいます。ただし、呼吸が荒くなるような激しい運動や強すぎるストレッチは禁物。疲れたり痛みが出たりするのでは本末転倒です。ドリンクを携帯して走るのなら、時折、ほんの少し口に含んで喉を潤しておくのもいいでしょう。
スタート時間が近づくにつれ緊張が増すものですが、「自分は普段どおりの走りをするだけ」と考えましょう。特にフルマラソンでは、普段の練習以上の走りができることはまずありません。意気込み過ぎて普段どおりの走りができず、後半に予想以上のペースダウンをしてしまう可能性のほうがよほど高いのです。不安を含めたレース独特の雰囲気、非日常の経験を楽しもうとする、良い意味での開き直りが大切。できる範囲で精いっぱい走れば、順位やタイムに関係なく、他では味わえない感動がゴール後に待ち受けているはずです。自分でつくる、自分にしか味わえない、貴重な“42.195kmの旅”を堪能する気持ちでスタートを切りましょう!

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